Let's Go to Yogyakarta!

わーい。また来てしまった、ジョグジャ。

去年はきっと大地震の影響か、ジャカルタに比べて貧しいと感じたけど、今回は違います。。
今回は南ジョグジャを主にを攻めてみました。
こんな小さな町にこんなにも見るものがあったのかと、改めて実感しました。

ま、そんな気まぐれ旅行記です。 (2008.5.10 - 5.11)
ジョグジャに行く時に参考になれば幸いです。

混乱の出発


まずはネガティブに始まってごめんなさい。

今更な事だけどジャカルタから出発1時間遅れ。
でも、それ以外に驚くことは沢山。

まず、電子ボードに記載されている出発ゲートが実際と違う事?
皆、間違ったゲートまで行ってはUターンして別のゲートに行く。
特に誘導するスタッフもなく、混沌とした中移動する。
電子ボードと記載が違うのを知らないのかと思い、空港のスタッフに伝えると、

「あー。あれは単に飛行機が停車するところ、ボーディングとは関係ない」

え?関係ないって、それ以外なんの目安があるの?と口から出かけたが、止めた。
意味がない。
誰も怒ってない。さすがな国民性だ。

そして、よく聞こえないアナウンサーが何か言ったかと思いきや、皆立ち上がってお弁当を取りに行ってるではないか!
お弁当!?

そして、カウンターのスタッフは良くわからないけど別のゲートに変わりました。。。と。
運よく、インドネシア人の友人と一緒だったけど、他の欧米人の客は何もわからないまま本を読んでいた。あの人、大丈夫かなぁ?

出発準備が出来ても揃わないお客さんを待って更に20分。そりゃしょうがないわ。

旅の友

空港でたまたまつかまえたガイドタクシーの運ちゃん。
是非ここで紹介させてください。
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アグスさん
1999年から2002年まで名古屋で出稼ぎ。
日本で出会ったジョクジャ人と結婚し、
日本で稼いで家を建て、事業を興す。
2003年から2006年までコンピューターレンタル会社を経営。
2006年のジョグジャ大地震で家も事業も全て失う。
1年は失望のどん底だったけど、もう大丈夫。
現在、運転手をしながら次の事を思索中!
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予約(携帯番号):(+62) 85643442434
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あまりおしゃべりな方ではありませんが、日本語が上手なので何かと便利です。
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車レンタル1時間 Rp 65,000 (現在の750円)
(運転手込み、ガソリン込み)
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縁があったら、是非声を掛けてみて下さい。

Silver Craft

まずは空港から30分南に下った銀細工地区、Kota Gede へ。
言った所は大手銀細工工房 HS Harto Suharjo。
運良く、高校生の修学旅行があり、マイクを通しての銀細工の説明に便乗。
本当に細かい仕事を一つ一つハンドメイドで仕上げていく作業には頭が上がりません。


お店をぐるっと回って、お気に入りコーナー数箇所に目を付け、店員さんに私の予算はRp 300,000(現在の3500円)しかないと告げる。(安!)

意外にも2点もゲット!いえーい!

Pottery

Kasongan
そして、更に南ジョグジャを西に20分、
高い技術を持ったテラコッタ職人の多い Kasongan に着く。
テラコッタ以外にも手工芸品が多い。
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下の写真は、洗面器!素敵!
ネゴ前のお値段はなんと Rp 1,500,000 現在の1万7千円(安!)

幻想のビーチ Prangtritis

今回の旅行の一番の感動はここです。
Parangtritis Beach.
何度言っても、名前は覚えられない。
パランティリティス

でも、この美しさはデジカメでは収められない!

話によると、6ヶ月ぐらい前に、
このビーチにあった古い家などを取り去り
住人たちは別のもっといい場所へ移動させたとの事。
前がどうだったかは知らないが、
たまには政府も仕事してんだなー。
絶景でした!

砂丘

Parangtritis Beach 沿いに突然幻の砂丘
4mほどある世界でも不思議な現象。

残念ながら、ほとんどの部分が
商業土地に変えられている所だった。
遅かった。

おしゃれし過ぎなホテル

ほら!
超かわいいでしょー!!
ま、女2人の旅行にはぴったりさ。

ここ本当。お勧め。
Dusun Joga Village Inn

夕方頃、ホテルに着き、一服してからディナー。
下の写真は、パパイヤ和えのチキン料理。
おいしかったし、
ちゃんとしたワインリストもある。

今夜は、女同士のおしゃべりが一晩中続きます。


目覚めても、きれいだと更に大好きになってしまうこのホテル。
ドアの取っ手から何から何までおしゃれ。
なんと言っても清潔な所がいい。



朝方、ゆっくりして、

やっぱりマッサージ。

いろんなコースがあるけど、どれもお得。

あーーーー

気持ちいいいいい。    ぐー。(寝)

Batik街



Ny. Suharti 本館


Nyonya Suharti Ayam Goreng.
ん?そんなフランチャイズ、どこにでもあるじゃん。
ん~。そうなんですけど、ジョグジャ本館に行きたかったのです。

さすが、お昼の3時だというのにいっぱい。
もちろんおいしいけど、本館にいけたのが感動です!
本館にはスハルティ様の肖像画や写真がいっぱい。
ここがその他と違うのです!

ちなみに美術館は。。

ちなみに~
日曜日、美術館などはお休みか、午前で閉まってしまいます~。 >_<

ぐ~。ジョグジャ2回目なのに、Affandi Musem に入れなかったなんて!
3回目なんてあるのかしら?

とりあえず、美術館の入り口にある Affandi 様のお墓だけ写真に収めてきました。無念!

Candi Sambisari


うー。時間がない。

飛行機出発まで後、2時間。
少なくとも1時間前には空港に着きたい。

空港の近くのCandi Sambisari 遺跡に着く。

60年ほど前に農家のおじさんのくわに、遺跡の頭がぶつかってからみつけたそうな。

なんだか、この一帯、まだまだ埋まってそうな感じ。





Ratu Boko

う~。
更に時間が無くなってきた。

出発時間まであと1時間半!

この遺跡が空港の近くにあるとは言え、
本当に大丈夫かしら?

入場料払って上までダッシュ!
そして、着いた所で、降りるのもダッシュ!



あとがき

ジョグジャって不思議。

町のあちこちに普通に遺跡がある。
ちょっとローマチックかな?


このような地理が無意識に人間を形成するのだろう。
無意識に長い年月と歴史を感じるのだろう。
例え、それが解明できない程忘れられている歴史でも、この独特な土地は彼らにとっての愛おしい地元であり続けるだろう。
次から次へと襲ってくる自然災害。それでもこの土地を見放さず、強く生きていく。


世界でも有数な活発な火山 Bromo山がいつも見えていて、いつも煙を出している。
私の富士山みたいなもの。静岡に住んでいた時は、子供ながら毎日見ていたのでその価値がわからなかったけど、離れてみるとこれまた愛おしい。

身軽、気軽な1泊旅行。

え?

無事出発できたかって?

余裕余裕。


Lion Air も奇跡的に時刻通り出発したし。


終わり良ければ、全て良し。